Giggle Game 制作ブログ

お知らせや独り言などを書き残します

『星が降る国』Ver2.00変更点

昨年12/23から公開している『星が降る国』に
様々な要素追加などを行ったVer2.00が
本日ふりーむ!さんより公開されました。





ダウンロードはこちらから


さて、ここからはVer2.00最大の魅力でもある
ボイスアクターさんを勝手に紹介させて頂きます…
(上の紹介動画後半で、実際の音声もお聴き頂けます!)


口無し・王子役:横割れスプーンさん。
自分の中にあった「確かに別人なんだけど
 言われてみれば同じ声優さんだ、と気付けるような
 個性的・特徴的な声」という判断基準の中で、
横割れスプーンさんは抜群の存在感がありました。
まだ幼さの残る少年王子の声と
たどたどしい口調で話す口無しの声を
聴き比べてみるのも楽しいと思います…!


星読み役:栄人さん。
船乗りと騎士にもご応募いただいたのですが
どの役もやって頂きたいと思うほど
ダントツで表現力のある方だと感じました。
ひょうひょうとした雰囲気が正に星読みです。
クリア特典でキャストコメントも聴けますので
栄人さんの魅力的なフリートークも是非ご堪能下さい…!


騎士役:芯咲ひなたさん。
ボイスを聴いて「あ、この方、本物の騎士だ」
と思いました。応募前にゲームをプレイして下さったのかどうか
お聞きしていないのですが、役作りといいますか、
役への没入度が半端ではなく、素晴らしかったです。
怒りと狂気に塗れた騎士を見事に演じて下さってます。
是非お楽しみに……!


船乗り役は、如意棒さん。
しびれるような男気溢れる低音ボイスは
自分が想像していた以上に船乗りでしたし、
目の前で話し掛けて来ているような
会話表現力も物凄く素晴らしかったですし、
演技から、こう、役者魂みたいな熱いモノを感じられる
とても真摯で紳士なアクターさんです…!


5人のキャラクターに命を吹き込んで下さった
4人のアクターの皆さま、本当にありがとうございました…!!
これから、沢山のプレイヤーさんに遊んで頂けるよう
プロモーションも頑張っていきます。





以下、自分の作業記録の意味も込めて
1.00から2.00への変更点をザッと書き出します。

ネタバレに関してもほぼ隠さず書きますので
未プレイの方はご注意下さいませ…





まず始めに……

本作の大前提として
「RPGツクールVX Ace製のRPGの世界」をベースにしているので
Ver1.00では、あえてデフォルトのデザインを多くそのまま取り入れ
イベントスチルなども最小限に抑えておりましたが

この「あえて」という意図がどうも伝わりづらかったようで
「どうせ伝わらないなら、もういいか」という
半ば開き直りの精神でイベントスチルの追加や
演出の強化を行いました。

ゲーム後半、シナリオを読み勧めれば
大前提は言葉で説明もあり理解して頂けるので
前半は出来る限り視聴覚的に魅せる演出をしよう、と
製作方針の『方向転換』があったことをお伝えしておきます。


■システム関係

・タイトル画面を変更。
 旧Verと差別化するため、降り注ぐ星の代わりに
 タイトルロゴの後ろに奇跡の魔法陣を設置。
 くるくる回ります。

・メニュー画面デザイン変更。
 方向転換のうちのひとつです。
 当初、あえてそのままデフォルトのメニュー画面に
 しておりましたが、第一印象として
 「手抜き」と思われる危険性は極力取り除くことにしました

・「必殺技」を「剣技」に変更。
 剣が無ければ使えない技ばかりなので、
 直感で「あ、今武器持ってないから無理だ」と
 悟って貰えるようにしました。

・スキルに消費TP記載。
 特にフリーホラゲを好んでプレイされる方だと
 RPG慣れしていない方もいらっしゃるだろう
 ということを想定して、各スキルごとに
 「TP30消費」という具合で説明文の冒頭に書き足しました。

・数字入力をキャンセルキーでやめられるように変更。
 何かしらの数字を入れなければならなかった
 数字入力を、キャンセルキーでやめられるように変更しました。
 初めて、スクリプト(ゲームのプログラム)を
 自力で改造しました。成功した時、感動しました。

・フィールドに出現するモンスター2種追加。
 どこに行っても同じモンスターしか出ない!
 と思われないように……。魔物は全9種になりました。
 あと、バトルには出現しないけど
 辞書で調べると何故か出てくる生き物が約4名…
 ヒントは歴代うさぎと、作者。


■イベント関係

・素通りするだけだった場所に様々なイベントを追加しました。
 アルバ城では、本に鍵が挟まっていただけの部屋に
 仕掛けをひとつ追加。(即死演出あり)

 アルバ王国からオウル王国への移動の際
 船内で探索、バトルを含むイベントを追加。

 オウル城では、やはり本に鍵が挟まっていただけの部屋に
 仕掛けを一つ追加。(こちらも即死演出あり)

 写し世では、ドアノブを調べるとすぐに進行していたイベントに
 ワンクッション入れてみました。
 (どんなイベントかは是非プレイして確かめてみて下さい)

・写し世の一つ目の謎解きのヒント変更。
 あまりに露骨というか、簡単すぎたので
 「※○○○ー」というヒントを削りました。
 多分、それでも詰まる人はいないだろうというくらいの
 謎解きなので、逆に多少悩んで頂けたらいいな
 くらいの気持ちで削りました。

・ENDコンプ特典の一部を、通常クリア特典に変更。
 旧VerではENDコンプ特典だった「おまけエピソード」を
 物語を補完するものとして位置づけを変更し
 通常のクリア特典扱いに変更しました。

・「おまけエピソード」に前日譚追加。
 通常のクリア特典に変更した理由がこれです。
 口無しが地下牢に入れられるまでを描いています。
 なんとここに来て新キャラもいるので
 是非プレイしてご覧頂きたいです…!

・BGM鑑賞に、キャストコメントとおまけボイス追加。
 4人のボイスアクターさんのコメントが
 BGM鑑賞のところで聴けるようになっています。
 また、船乗りについては本編未使用のおまけボイスを
 試聴できるようになっています。


■演出関係

・キャラクターボイスの追加。
 Ver2.00での一番の見所です。
 主人公「口無し」からも分かる通り、
 声で呼びかけることに大きな意味を持たせている
 本作で、やはりキャラにボイスが無いのは……と思い
 追加しました。名前を呼ぶ関係でフルボイスではなく
 少ない台詞数ではありましたが、全身全霊を込めて
 演じて頂けて、とても良いイベントになったと思っています。
 キャストの皆さま、本当にありがとうございました!

・ボイスつきアニメーションの追加。
 これは、キャストさん募集の最中に思い立ったのですが
 ご応募頂いた音声を聞かせて頂いているうちに
 「こんなに素敵な演技をされる方々に、
 デフォルトの素材に声をあててもらうだけでは
 申し訳ない」と思うようになり、急遽追加することにしました。

 勿論アニメなど作ったこともないしどうやって作るのかも
 全く分かりませんでしたが、勘で何とかやり遂げました。
 勘で何とか出来てしまうツクールは本当に凄いと改めて思いました。
 ボイス付きアニメーションは全部で5箇所あります。

・口無しの表情差分を6種追加。
 正確には死亡演出に必要な差分なのですが、
 とりあえず、6種増えました。ややグロいのもあります。

・ゲーム冒頭、「それではゲームを始めま」で
 文章をわざと途切れさせていたのですが、あまりにも
 「脱字があります」とのご報告を頂く機会が多く、
 恐らく「テストプレイ不足で脱字に気付いていない」と
 誤解されているプレイヤーさんが多いのだろうと思い
 意図的であると分かるように、演出に変更を加えました。

・星読みが殺される場面で、最初に登場する
 モンスターのドット絵があまりにも怖くない
 (RPG用の素材なのだから怖かったら困る)ので、
 少しでも「恐ろしいモンスターなのだ」と思って頂けるよう
 若干グロテスクなスチルを追加しました。

・アルバ城の、たくさん鎧が並んでいる部屋の
 演出が物足りなかったので、追加しました。

・ワールドマップがあまりにもこじんまりと
 しすぎていたので、縦横2倍に拡げました。
 構成自体は変わっていません。

・船のデザインを変更しました。
 Ver2.00からは船内でイベントが発生することも含め、
 やはり帆船にした方が自然かなと思い…

・「神の声」のフォントを、写し世で使用している
 フォントに変更しました。他の登場人物たちとは
 明らかに違う人が喋っている、と
 直感的に分かり易くなったと思います。

・「白の雫」にスチル追加。
 重要アイテムなので、スチルがあっても良いだろう
 と思い直して作成。これも『方向転換』のうちの一つ。

・同じく、「真っ赤な鍵」のスチルを追加。
 言葉で「真っ赤な鍵だ」と書くのは簡単ですが
 やはり不穏さを感じて頂き易くなるようにしました。

・オウル城の廊下の甲冑が動くように。
 動くのでは、動くのでは、と思わせて動かないのも
 ひとつの脅かし手段ですが、潔く動かすことにしました。
 ちょっと一工夫してみて、自分でも良い演出に出来た
 と思っているので、クリア済の方も再度プレイしてみてね。

・崩壊する世界の、モンスターの追跡速度を低下。
 END1を目指す場合に、ここで即死してしまうと
 同じイベントを繰り返し見るはめになってしまうので
 なるべくそうならないよう、モンスターの速度を下げました。
 が、追いかけられる速さが下がるだけでは恐怖が半減するので
 別途、追加要素を付加。プレイして確かめてみてね。

・文章表現の緩和。
 Ver1.02から行った変更です。シナリオ自体には
 変更はありませんが、写し世では
 自害を意味する言葉・直接的表現を排除しました。
 何かを表現するのは難しいと改めて考えさせられました。

・END1に演出追加。
 END1は導入部部分にボイス+スチルが入るのと、
 ささやかながら、立ち絵が動くようになりました。
 ちょっとしたことですが、かなり印象は変わったと思います。

 また、エンドテロップのスペシャルサンクスに
 プレイヤー名表示されるのが強調されるよう
 演出を変更しました。


◆◆◆◆◆


……思い出せる限りの追加・変更箇所は以上です。

他にも、ここの動きをあと1/4秒遅くしようとか
微調整は沢山していますが
そういうのは抜きにして……
大きな変更点はこれで全部だと思います。

ニコニコ自作ゲームフェスの〆切に合わせ
「2ヶ月で完成させられるコンパクトな作品」
という製作目標だったのが、〆切1ヶ月延長に伴い
こんな大改修を行うことになりましたが

そのお陰で、Ver1.00の時よりも
視聴覚的な演出を多数強化することで
よりゲーム全体のテーマ性を伝え易くなったのではないかと
思っています。そうなっていたらいいな。

たくさんの人に、
『星が降る国Ver2.00』をプレイして頂けますように。



ジグル
スポンサーサイト