Giggle Game 制作ブログ

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ベル菓子R【Q&A】

最近、新規プレイヤーさんが増えてきたので
またベル菓子Q&Aやりたいなーと考えている
というのは先日ブログかツイッターにも書きましたが

そんな矢先、熱心なプレイヤーさんから
とても沢山のご質問を頂きましたので
有り難く回答させて頂こうと思います。

ネタバレを前提とした内容のみで、
人によっては蛇足と感じられるかもしれない

ものもありますので、
ベルとお菓子の家の制作裏話や裏設定に
興味のある方だけ、追記をご覧くださいませ…

コメントのお返事は追記の最下にさせて頂きます




1.マリア=マグダレーネの死はどうやって知られたのでしょう
また、8歳で残された兄妹はその後どうやって暮らしていたのでしょうか
近隣住民がマリアの死を確認した時、2人は身を隠していたのでしょうか

   この点については、いつか番外編か何かで詳しく書けたらと思っているので
   詳細はお答え出来ませんが、マリアの父が大きく関わっています。
   漆黒の蝶の声をハンスが聞いた事がある、と感じたのは
   幼い頃の記憶にある声だったからです。



2.ヴァルプルギス・ザーヒェンバッヒャーの絵は何か意図があったのか?
ハンス本人が絵を否定していたので、ハンスが買ったものではなさそうですが、
マリア=マグダレーネの所有物でしょうか?それともゲームオーバー画面の示唆?

   画集はマルガレーテ所有のものです。
   マルガレーテは「一人で」出歩いた事はありませんが
   ハンスと一緒に出掛ける事は時々はあるので、
   二人で街に出たときに、ハンスに買って貰いました。
   蛇足ですが、マルガレーテは幼児が描くような絵を描きます。
   画家の名前については、実況主さんが声に出したら面白そうな
   名前にしたいと思い、日本人になじみのなさそうな音の名前を選びました。



3.牢獄でランプを調べるとベルが意味深な沈黙をしますが、何を思っていたのでしょうか?

   色々考えていたみたいです。
   ハンスへの疑念も既に湧き始めていたかもしれません。



4.マルガレーテはハンスのように他の食べ物を受け付けないのではなく、
殺して食人する衝動がある、という印象だったのですが、彼女に本当に
必要だったのは現代で言う精神科への治療だったのではないでしょうか?
(舞台背景的に恐らく不可能だと思いますが…)

   他の食べ物で代用して生きて来られたという点から見ても
   彼女に必要だったのは精神科治療だったのは間違いないと思います。
   が、仰るとおり、彼らの住む世界では不可能だったようです。



5.背中にナイフが刺さった少年が、
ハンスの友達であり母親に食べさせられた子供なのでしょうか

   仰るとおりです。この点についても、いつか番外編か
   何かで詳しく描けたら……と思っていますが未定です。



6.食人が出来ないとはいえ、恐らく生まれた時から解体や殺人を
目にして育ったハンスに、人や動物殺しを嫌い常人並の
倫理観が備わっていたのは何故でしょうか

   これぞ一番の蛇足とも呼べる設定ではありますが、
   ハンスは、人間ではなかったからです。
   簡単に言うと、人間を模した天使みたいな存在です。
   ただ、彼は自分を人間だと思って生きていたので
   (実際、生まれ付いての倫理観を除いては
   他の人間となんら変わりない存在だったので)
   苦悩し続けることになりました。END1のあと、
   役目を終えた彼は、隠しシナリオでマリアが祈ったとおり
   人間として生まれ変わっています。



1.冒頭でハンスが老婆に「坊や」と呼ばれたのは何故でしょうか?
28歳の180cmもある大の男に坊やというのも奇妙なような…

   身内ネタなのですが、私が幼い頃、祖母が
   40を過ぎて妻子もいる伯父のことを「ぼく」と呼んでいて
   「おばあちゃんになると、大人の事も子供に見えるんだ」
   と感じたことが、非常に印象的でした。冒頭の老婆が
   ハンスを「坊や」と呼ぶことで、プレイヤーさんが
   「坊やって年齢じゃなさそうだけど、何歳なんだろう?」
   と疑問を持ってくれたらいいな、という思いで、
   このような演出をしました。無言なので伝わりづらいですが、
   ハンス自身、坊やと呼ばれて困惑しています。



2.ベルがレーツィアの死を悼まない事に非情な印象がありました
ニュースで全く知らない子供の死亡事故を聞くだけでも、
なんとなく哀れみの念が浮かぶものだと思うのですが、
顔見知りなら可哀想だと思うのが普通ではないでしょうか
ベルはレーツィアが嫌いだったのでしょうか?

   嫌いという次元じゃなかったと思います。
   残酷な殺され方をした事にある程度の哀れみの念は
   ベルの中にもあったとは思うのですが、それ以上に
   自業自得だ と思ってしまえるほど、レーツィアは嫌な女の子でした。
   「だから友達が出来ないのかな」という言葉の通り、
   ベルはそんな自分を自己嫌悪してもいるので、
   決して非情と言う訳ではなく、問題はレーツィアにあったと
   思っていただければ幸いです。



3.28歳という「大人をとうに越してしまった」年齢設定は
物語の大きな魅力でした。一方で18歳くらいの青年にしても
話としては成り立ったと思いますが、
28歳にした事に作者様の拘りがあるのでしょうか?

   はい、非常に強いこだわりがあって設定したものです。
   既に自分の家庭を持ってもおかしくない年齢で
   あるにも関わらず、ずっと母親と妹に囚われ続けている主人公が、
   自分の娘でもおかしくない年齢のヒロインに救われる
   という形式を取りたかったのです。大人になると、
   子供から教えられたり、子供に助けられたりすることがある
   というのを描きたかったのと……
   作者が幼女好きなので年の差カップルにしたいなと
   思ったことが、理由です。ごめんなさい。



4.裏話にてカヤと関係を持つ可能性があったことを知り、
ハンスは妹だけの為に生きてそういう事には手を出さないと
思っていたので驚きました
そういうことに怠惰なのは相貌失認も関係しているのでしょうか

   カヤと関係をもつ可能性があった件については、
   絶望の淵に立たされた状態で自暴自棄になっていた、と
   考えて頂ければ幸いです。色恋沙汰にも疎く
   女好きという訳でもありませんでしたが、名前も知らない相手と
   その場限りの関係をもつようなことはあったようです。
   ストレスが溜まっていたんだと思います。


Q&Aは以上です。

過去の生放送企画でしか
お話したことが無かったものもあり
いい機会でしたので、全て回答させて頂きました。


ゲームの進行に不要な設定も多くあり、
あえてゲーム中では触れていない部分も沢山あるのですが、
ベルとお菓子の家に興味を持ってくださった方に
「へえ~」と思っていただければ幸いです。

もしまたプレイをしていて、実況動画などをみていて
気になったことや気が付いたことがあれば
今回のように作者にご質問いただくのも勿論 大歓迎ですし、
ご自由に想像してみていただくのも良いかと思っています。

最後までお付き合い頂きありがとうございました!!




以下はコメントお返事です☆





>AYAさん
初めまして!ご感想と共に、
多くのご質問をお寄せ頂きありがとうございました。
上記の通り、楽しく回答させて頂きました。
物語は基本的にフィーリングで描いているので
「作っている」というより「自然とそういう設定になった」
部分が多く、まるで他人事のように回答していたりしますが
一応、公式設定なのでご安心下さいませ…。
画集の絵がゲームオーバーの背景と同じになったのも
完全にフィーリングで、実況動画でツッコまれるまで
作者自身が気付いていなかったという体たらくです。
理論立ててというより、感情で作った作品ではありますが
そこから色々なことを考えて、感じて頂けたというのは
本当に嬉しいことです。ありがとうございます。
また、文字に起こしたことで自分でも
この世界観を再確認する事が出来ました。
ご感想にしろご質問にしろ、なかなか
作者へ直接は伝えづらいのか、お聞かせ頂ける事が
少ないので、このように語る機会を与えていただけて
本当に有り難く思います。
回答も長くなってしまいましたが、
少しでも疑問の解消になれば幸いです。
足りない部分はまた考察や妄想で
補っていただければ…と思います(^^)
メッセージありがとうございました!!
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