Giggle Game 制作ブログ

お知らせや独り言などを書き残します

2015年09月の記事

『体育倉庫と魔女』反省会

あとがきというか、反省とか色々書きます

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第20回3分ゲーコンテスト ひとこと感想

3分ゲーコンテスト - 短編フリーゲームのコンテスト

歴史あるゲームコンテストが復活ということで、
今フリーゲーム界で盛り上がっている様子。

新参者の自分はこのコンテストは初耳でしたが
3分という短編すぎるゲームのコンテストに興味津々で
早速参加作品、全28作品を遊ばせて頂きました。

本当は丁寧にレビューしようかと思ったのですが
時間もないので長くても3行までと決めて
感想を書いていこうと思います。

自分が遊んだゲームとしての記録として書くので
何の参考にもなりませんが
それでも読みたいという方はドウゾ…





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【レビュー】月夜に響くノクターン Rebirth

NocB_02.jpg


以前、ツイッターで

「ゲーム製作のためのインプットに
 何かオススメのゲームはありませんか」
と言って、フォロワーさんにお勧め頂いた作品です。

月夜に響くノクターン Rebirth 公式サイト
月夜に響くノクターン Rebirth 攻略wiki
Vectorさんによるレビュー



製作側の圧倒的な熱意と作りこみ。
プレイヤー側の情熱をかきたてるやりこみ要素。
Vectorさんによる全肯定のレビュー。

これらをざっと見て頂くだけでも、
私などが紹介するまでもない有名良作であることは
お分かり頂けると思うのですが
せっかくこんな素晴らしい作品に出会ったのに
何も残さずにいるのはもったいない…!

と思ったので、感想を書かせて頂こうと思います。
レビューなんて大それたものではありませんが
それでも宜しければドウゾ!



〓〓〓 概要 〓〓〓

こちらは『月夜に響くノクターン』という作品の
リメイク版なのだそうです。

無印版は、今は無きインターネットコンテストパークにて
2002年6月度銀+α賞受賞作品を受賞され、
5年以上の時を経て、この『Rebirth』を作られたそうです。

プレイ時間は20時間ほど。
中編RPGになると思います。

一般的なレビューはVectorさんのものを
読んで頂ければ分かると思うので、
私が個人的に感動した点をいくつか
順に書いていこうと思います。




〓〓〓 巧みな導入部 〓〓〓

まず、オープニング。
主人公のモノローグから始まります。

このモノローグを見るだけで、
『月夜』がどんな世界観を持っているのか
すぐに伝わってきます


文体と演出が非常にマッチしていて
謎めいた主人公の登場を
よりドラマチックにしています。

そして、イベントシーンに入ると
ドット絵の細やかさに驚かされると思います。
ほぼデモバトルと言っても過言でない
勝利確定のバトルが始まるのですが
主人公は勿論、敵も、動く、動く……

鮮やかでスピーディでカッコイイ
そんなバトルシーンが
雑魚戦からボス戦まで
全て続く
のが『月夜』です。

この圧倒的な“爽快バトル”と
怪しく美しい世界観”を
オープニングの数分に凝縮して
「さあ、これが月夜に響くノクターンです。
 いかがですか?」
と見せ付けてくれるかのようでした

オープニングで作品の路線説明、
アピールポイントなどを
明確に提示する
と言うのは
本当に難しいことだと思います。

でも、それが出来れば
プレイヤーの心をがっちりつかめますし、
万一趣向の合わないプレイヤーであっても
「なるほど、これはこういう路線のゲームね」
と心構えが出来、受け入れてもらいやすくなります


自分が使っている、
同じツクールで作られているとは
到底思えないハイクオリティ作品
であることは
このオープニングを見るだけでも明白でしたが
驚きとワクワクはその後もずっと続きます


まず、人間ならざる存在である主人公に
秘められた


かなり序盤から、主人公の素性は
少しずつ明かされていきます。
主人公である「レヴィエル」は
外見こそ美麗な成人男子ですが
かつて「魔王」とも呼ばれていた吸血鬼。

この設定が、物語の主軸になることは勿論
ゲームシステムにも大きく関わってきます




〓〓〓 魅力的なバトル 〓〓〓

まず、原則
主人公は、死なない」。

バトル中、主人公は数ポイントずつながら
毎ターン自動回復していきます。
何故なら、主人公は不死の吸血鬼だから。

回復魔法が使える仲間が出来るまで
このゲームでは回復アイテムに頼るしかないのですが、
アイテムは各種最大9個ずつしか持てないと言う
なかなかリアリティのある設定。
確かに、ポケットに99個も薬草、入らないよね。

また、バトルで主人公が戦闘不能になり
仲間だけでバトルに勝利した場合
主人公はバトル終了後にHP1の状態で復活します。
死にません、不死の吸血鬼なので

また、万一バトルで全滅しても
原則ダンジョンの入り口に戻されるだけで
ゲームオーバーにはなりません
(ボス戦の時はその限りではありませんが
 ゲームをプレイすれば理由はわかるようになっています)

つまり、せっかく○○分もプレイしたのに
パーティ全滅で無駄になった!
ということが、起きない
わけです。
しかも、ゲームの設定に沿った理由で。

これもRPGにおいて
プレイヤーの心を離さない、巧みな手法だと思いました。
(でも実際、単純にゲームオーバーにならないだけだと
 ただの“ぬるゲー”と言われる可能性が高い中、
 『月夜』は主人公の設定を活かしているから
 “ぬるゲー”だと思わせない。というか、
 バトルはぬるくありません…詳しくは後述)

また、主人公の設定は
バトル全般に活かされています。

まずは「畏怖の邪眼」。

主人公は吸血鬼ならではの邪眼の力で
敵に様々な状態異常が与えられるのですが、
その中でも最初から使用可能な「畏怖の邪眼」は、
普通のRPGでいうところの「逃げる」コマンドです。

でも、そこはレヴィエル、魔王と呼ばれた不死の吸血鬼。
敵に背を向けて逃げることなんて絶対にしません。
「畏怖の邪眼」で敵を恐怖に陥れ、追い払うのです。
逃げるんじゃない、敵を逃がすという選択肢!
ジグル、人生初の「逃がす」コマンドでした。衝撃。



そして、成長システムも独特です。
レヴィエルは人間ではないので、
ただ経験を積めばレベルが上がるというわけではありません。

そもそも、ゲーム冒頭で、レヴィエルは
「永い眠り」から蘇っており、
様々な力が「封印」された状態で、
ゲームの進行とともに封印を解き
元の力を取り戻していく
、という流れになります。

つまり、バトルで得た経験値は
成長させるというよりも、
レヴィエル本来の強さを取り戻すためのもの。

たまった経験値で自動的にレベルアップして
新スキルを身につけていくのではなく、
経験値をプレイヤー自身で覚えたいスキルに割り当て、
その際に「使用した経験値」に応じて
レベルアップする、というシステム。

ただのレベル上げをするRPGと違い
「この技を覚えたい」とか「この属性に強くなりたい」
という風にプレイヤーが選ぶことが出来るため、
自分好みにキャラクターメイクをしていく
楽しみがあるのも、大きな魅力の一つです。

また、バトルではいわゆるTPが存在せず、
代わりに、大技の発動に必要になるのは
錬気」というもの。
簡単に言うと、ターン数=錬気です。

MPを使わないもの、錬気を使わない技も
勿論存在するのですが、
高レベルな技を使おうと思うと、
錬気を溜めなくてはなりません。

大技になると60や80も必要になるものもあるため、
大技の錬気は普段の雑魚戦で溜めておいて
ボス戦の冒頭で発動させ、
また数十ターン耐えしのいで、また使う……
というような感じになります。

MPやTPのように、
回復させればいくらでも使える大技と違い
ここ一番と言うときだけに使用できる必殺技

プレイヤーにとっても特別感がありますし
やっぱりドット絵や演出がめっちゃカッコイイ
これを見るために錬気を溜めたと言っても過言ではない。
そのくらい強いし、カッコイイ。

また、『月夜』のかっこいいところは見た目だけではない、
技の説明文もいちいち詩的で叙情的

例えば、ゲーム序盤から使用可能な
「十六夜散華(いざよいさんげ)」(錬気60)の技説明。

    脅威の16連撃。
    それは舞い散る花のように。


……かっこいい。
もう、終始これです、『月夜』。
世界観が隅から隅まで統一されています。

でもそれを「ほらカッコイイでしょう?」なんて
見せ付けるのではなく、
「この世界ではこれが標準」と言う自然な流れ
入ってくるのも、『月夜』の凄いところです。


また、ゲームの序盤から仲間に出来るのは
「敵キャラ」です。

主人公の特殊能力として、
倒した魔物の『核』を入手し魔物を復元させ
主人に従う忠実な「使い魔」として使役する
という、いかにも魔王らしい能力があるのです。

雑魚戦で手こずった憎いアイツを
自分の思いのままに使うことが出来る!
……なんて、夢のような話、本当にあるんです。

「モンスターを仲間にするのと何が違うの?」
と思われるかもしれませんが、全然違います。

使い魔は、あくまで『核』を元に復元しているだけなので
バトル中にHPが0になると、
そのバトルの間は復活させることが出来ません。
バトル終了後、傷ついた『核』を回復させるための
専用のクリスタルから力を得なければなりません。
(このクリスタルは所持アイテムではなく、
 ダンジョン内に固定設置されているものです)

しかしながら、レベルの上がった使い魔は
死んでしまうわけではない
ので、
再度復元すれば、元通りの力を発揮してくれます。
これも、「育てたキャラが無駄にならない」という
プレイヤーの心を離さない見事な手法の一つだと思いました。


また、バトルはぬるくない、と書きましたが
油断すると雑魚戦でも全滅します。
これは、フリーゲームにありがちな
「雑魚なのに強すぎる」のではなく
「戦略を立てなければ負ける」
だけであり、
うまく立ち回れば、逆に楽勝だったりするのです。

つまり、1回目で苦戦した敵であっても
きちんと行動パターンや属性を把握しておけば
2回目に出会うときには戦略で勝利できる
レベル上げをするのではなく、頭を使う!)。
更に、うまくいけば憎かった強敵も使い魔にできる。
爽快です。

使用スキルの錬気の計算は勿論、
行動力の速さによる攻撃順の決定や
10種類以上にも及ぶ「陣形」など
戦略を立てるための要素は様々。

勿論、とにかく経験値をためて
ゴリ押しすることも出来なくは無いのですが、
レベルが低いままでダンジョンを制する
「ブレイブクリア」というシステムがある
のも
『月夜』のバトルにおいて戦略が最重要である
ことを物語っています。

逆に、ゴリ押しできるということは
RPG苦手な方でも
頑張れば必ずクリアできる
ようにもなっている、
ということ。

様々なレベルのプレイヤーに合わせて
楽しめるように作られている
のも、魅力です。



……バトルの話だけでどれだけ文字数使うんだ
と思われるかもしれませんが、
ちょっとした設定やシステムの中に
物語や世界観をしっかり組み込んで
プレイヤーに理解させ、なおかつ不自由にさせない
見事な構成に、終始感嘆していたので、仕方ないのです。

ちなみに、バトルの魅力や楽しみについて
まだまだ、まだまた書き足りないのですが
あとは是非、ご自身でプレイして確かめて頂くということで
バトルに関してはこのあたりまでで……。



〓〓〓 ダークなストーリー 〓〓〓

そんなバトルシステムが
このダークファンタジーRPGの一番の魅力であり
華だとは思うのですが、
面白いのはバトルだけではありません。

王道と言えば王道かもしれませんが、
人間らしい感情が無いと言って過言ではない
吸血鬼のレヴィエルが、村娘のルナと出会い
人間の心に触れ、次第に変わっていく
姿は
何ともいえない感動があります。

それも、途方も無い年月の間
何万、何十万と言う人間を殺し続けてきた吸血鬼です。
自分の中に起こる感情の変化に苛立ちさえ沸きます。
その変化の描き方も、非常に丁寧で、繊細。

レヴィエルの表情の変化は勿論、
言葉遣いやルナに対する態度の変化も
見ていてグッとくる
ものがあります。

それらの変化は全て、ひとつひとつ、
細やかなエピソードとともに丁寧にえがかれる
ため
無理なく、すっと心の中に入ってきます。


バトルなどのゲーム部分が楽しいだけでなく、
こういったドラマ部分でもわくわくさせてくれて、
早く続きが見たい、物語を進めたい!
と思わせるのも本当に素晴らしかったです。
まんまとハマリました。



〓〓〓 美麗なグラフィック 〓〓〓

順番があとになりましたが、
グラフィックがとても美麗です。

メニューやバトルのシステム画面は勿論、
マップの構成も無駄がありませんし、
本当に商業レベルのクオリティだと思います。

重要なイベントシーンでは美しいスチルが入りますが
実は、タイトル画面を除けばスチルは9枚しかありません。
全イベントフルムービー!というのもある種の魅力ではありますが、
イベントスチルはあくまで物語を惹き立てる為の演出であり
ハイレベルな絵的技術を見せ付けるようなことはしない。
『月夜』はストイックなRPGだ、と思わせる要因だと思います。

むしろ、重要なイベントシーンでのみ登場するため
そのイベントは本当に強く印象に残りますし、
「ああ、ここからまた新たなドラマが始まるのか…!」と
ドキドキしたり、はらはらさせられたりします。

グラフィックが綺麗なフリーゲームはいまや溢れるほどありますが、
綺麗なだけでなく、きちんと
「ゲームとしてイベントスチルを効果的に利用している」
と思いました。素晴らしいです。



〓〓〓 プレイヤーを繋ぎとめる技術 〓〓〓

これはゲーム後半の話になりますが、
正直、ショックすぎてしばらくプレイするのをやめようか
と思うようなイベント
がありました。

それだけ私がこのゲームにのめりこんでいた訳ですが、
あまりにあまりな展開で、悲しいとかツライを通り越して
感情が凍りつくような感覚さえ覚えました。
ゲームパッドを握ったまま放心状態になりました。

ダークファンタジーRPGと謳いながらも、
常に光が感じられ、あたたかさがあり、
苦悩するレヴィエルを通じてプレイヤーの心も
ともに成長していく
ような、そんなゲームだったのに


どうしてこんな……こんなことに……


本当に絶望でした。

でも、私はプレイをやめませんでした。
なぜなら……
そこで新規加入のキャラクターがいるのですが、
めっちゃ経験値が入ってたんです。

ほとんどのスキルを覚えさせても、まだ余るくらい。
加入段階では全く役に立たない状態だったのに
あっという間にレヴィエルと並んで戦えるほどの強さに。
(でも決してレヴィエルを超えることは無いのが、上手い)


その時点では1回のバトルで多くても100程度しか入らない経験値を
13000も持った状態で加入してくれた新メンバー。

ちょっと笑い話のように感じられるかもしれませんが、
感情移入しすぎてゲームを放棄しようかとさえ思っていた心を、
ちゃんとゲームに引き戻してくれた
わけです。
これも、製作側の思惑にまんまとやられたんだ、と思いました。


私自身はホラーゲームを作っているわけですが、
よく聞くのが「怖すぎて途中でプレイするのをやめた」
という声です。

これは、やっぱり失敗です。
「怖いけど最後までやりたい」と思わせて、
最後まで遊んで頂いてナンボ
だと思うのです。
(最近は、挫折した以降は実況動画で観て済ませる
 という人も多いようですが、やっぱり製作側としては
 それではいけないとおもうんですよね……)


『月夜』では、プレイヤーの心を深く傷付けながら
それでもやっぱりゲームを続けたい
物語を見届けたい、と思わせる演出
が巧みでした。


そして、最後までプレイして良かった、と思える展開。


どんな結末なのかまでは書きませんが、
本当にクリアして良かったと思える作品でした。
ラスボス戦も本当に苦労しましたが、
それだけに、物語の終焉を迎えるのだと言う感動を
肌で感じることが出来ました。

あ、もうすぐ終わってしまう…
終わって欲しくない…
まだもっとこの世界にいたい…

と思える作品でした。


あと、ノーセーブでバトルとイベントの連続で
なんと約40分もかかった大イベント
があるのですが、
あまりに劇的な展開で、もう、鳥肌が立ちっぱなしでした。

しかも、長いイベントであるだけに、
バトルで全滅しない程度の難易度に設定されている
のも
「さすが『月夜』だ……」と思いました。
長時間のイベントにも関わらず、
飽きさせるどころか、ええ、どうなるんだこれ…!
と更にプレイヤーを惹き込んで行った
のです。


とにかく、本当に
フリーゲームならではの妥協点が見当たらないどころか、
商業ゲームでもここまできちんと作りこまれているのは珍しい
と思える作品です。



〓〓〓 あえて苦言を呈すなら… 〓〓〓

べた褒め続きだとあれかもしれないので、
一応、不満だった点も挙げておくと……

エンディングにスチルが無かった!笑
いえ、必要ないんです。
スチルなどなくても物語をきちんと描き切り
最後の最後まで魅せて下さいました。

ただ、前半の「あのイベント」でスチルがあったなら
エンディングでも1枚くらいあってよかったのでは…
と、グラフィッカーさんのファンになっていた自分は
ちょっぴり残念になりました。

あと、ステータス画面の表記が複雑。
いえ、これはRPG慣れしている方なら
全然問題ない
のかもしれませんが、

SpeedとRegってどう違うんだっけ…?とか
Vital、Mental、Magって?
Evaってそもそも何の数値だっけ?とか
いうことが多々ありました。

ただ、これらをちゃんと把握して無くても
装備変えのときなどに
「この武器は重いからReg数値が下がる」とか
直感的に理解することは出来ました


とにかく自分は英語・数字に弱い人間なので
ステータス画面だけを見ていると「???」となりましたが
ちゃんと説明書がゲーム中にも見れますし
記憶力の良い方なら
これはマイナス要素でも何でもないと思います。

勿論、英語や数字だけでなく
属性の表記や装備品などは日本語なので
見ていて頭が痛くなるほどではありませんし
「あえて気になる点があれば上げる」程度の事です…



〓〓〓 完全主観の話 〓〓〓

完全に個人的趣味の話になりますので
この項目は読まなくて大丈夫です。
私が言いたいだけの項目です。

レヴィエル様がとっても好みのキャラクター
とりあえずプレイしてみようと思ったのは
彼の外見のおかげと言っても過言ではありません。

長い艶やかな黒髪に、全身黒でまとめた衣装。
この時点でほぼ間違いないのですが、
オープニングで彼のモノローグが言動を知り
「あ、これは私好きだ」とすぐ分かりました。

そして、レヴィエルとルナの関係が、もう……
本当に良いです。成人男性と少女。

PVにもある、レヴィエルが感情に任せて
片手でルナの首を乱暴に掴み上げるシーン

あるのですけれど、そのあたりから
どんどん強くなるレヴィエルの
「人間という“感情の生き物”に対する戸惑い」が、
素晴らしいです……


ゲーム中盤のネタバレになりますが、
レヴィエルが殺戮を繰り返す吸血鬼であることを知ったルナが
戸惑いながらも、レヴィエルはレヴィエルという一人の人間(?)だと
受け入れ、「貴方に私の血を捧げます」(=貴方のためなら死んでもいい
と言っているようなもの)というシーンがあるのです。

これまで、人間を殺すことなどためらったこともない、
ためらう理由など存在しないと思っていたレヴィエルが
「お前の血など(吸ったら)喉が穢れる…!」と言って拒むのですが。

このイベントが、もう……本当に、
この瞬間に、レヴィエルとルナは結婚してくださいと思いました。
製作者様、本当にありがとうございます。ご馳走様です。



ヒロインのルナは、ただの純真無垢な少女ではなく
自分で考え、苦悩し、道を開き、でも完璧な善人でもなくて、
ただまっすぐな人間で――

実は、ゲームの中で流れる時間は
ほんの1週間ほどなのですが、
その1週間で、無限の時を生きていたレヴィエルが
ルナと出会い、変わっていく姿は
正に運命的で、ドラマティックです……
すばらしかった……語彙が無くて申し訳ない……


古い文学書のような、耽美とも思えるような
文章表現であったり、常にふりがな表記が必要な
漢字だったり、カナ当て字が必要な言葉だったり
色々とクセのある作品でもありますが
よほどこういった世界観を「毛嫌い」している人でなければ
プレイできないほどではない、
むしろ魅力になっている「強いクセ」のある作品です。

絵柄はどちらかと言えば万人向けの
綺麗めな雰囲気であるのも良い点ではないでしょうか。
個人的にはクセの強い絵柄が好きなので
もっと濃い絵柄だったらもっと好きかも、とも思いますが
この透明感と繊細な絵柄が『月夜』の魅力でもあると思っています。



〓〓〓 最後に… 〓〓〓

その他、ダンジョン攻略システムだったり
特殊なセーブ機能や回復機能だったり
(やはりレヴィエルが主人公ではないがゆえの
 特別な設定が多数)、

武器や防具の精製だったり
使い魔のステータス・スキルに関わる
ソーサリー集めや精製だったり
全て書ききるのはとても難しいほど
楽しみのつまったRPG、『月夜に響くノクターンRebirth』。

ずっと以前に公開された作品ですので
既に知っているよ!という人にとっては
今更な記事だったかもしれませんが、

「知らなかった、面白そう」と少しでも思われたら
是非是非、プレイしてみて欲しいと思います。


最後にもう一度

NocB_02.jpg


月夜に響くノクターン Rebirth 公式サイト
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Vectorさんによるレビュー

第3・4回 通販商品発送について

8月より受付いたしておりました
ベルとお菓子の家グッズ通販受付分については
本日までに全ての発送を完了しました。

万一、2~3日以内に到着しない場合は
お手数ですがメールにて
ご連絡いただくようお願い致します。

ジグル

『体育倉庫と魔女』公開



9/11、短編 微ホラーADV公開しました。
ダウンロードはこちらから
ふりーむ!さんへ飛びます

ゲームの紹介ページはこちら

既に全クリして下さった方もいれば、
何故クリアして頂けたのか不思議になるレベルのミスがあったりですとか、
配信初日にして色々ありましたが、
遊んで下さった皆様、ありがとうございます。そして、
バグ遭遇して詰まってしまった方、
本当に申し訳ございませんでした……。
(現在Ver1.01申請中です……)

こちらの作品はバグ修正のみで
要素追加などのVerUP予定はありませんが
次回作「アリスの娘」の参考にもさせて頂きたいので
ご意見・ご感想などお寄せ頂ければ幸いです。
よろしくおねがいしますm(_ _)m

シンプルな素材、テーマで
どれだけ作りこめるか、と言う
クリエイター自己満足作品ではありますが
楽しんで頂ける部分が少しでもあれば
と思い、作りました。

今回も物語を保管するENDコンプ特典があります。
素敵なBGMの鑑賞モードも搭載してますので
是非最後まで…遊んで頂けたらと思います。

色々 思うところもありますが、
あまり多くは語らず…も大事かなと思うので
今回はこのアタリで……。


しばらくは体育倉庫公開後対応をしつつ
アリスは製作休憩にしようと思います
ゲームを作るのってやっぱり楽しい、
と改めて感じた1週間でした



ジグル

ちょっとしたもくろみ

まだ詳細は未定ですが、
ふりーむ!さんにて開催されている
「フリーゲームクエスト」テーマ:魔女
及び
「ワンマップフェス」に同時参加する用の
超ド短編ゲームを作ってみようかな
と思っています。

どちらも景品には全く興味はないのですが
(モップて何なんですかふりーむさん…!笑)、
プレイ時間2~30分以内の
短編ゲームは以前から作ってみたいと
思っていて、良い機会かなぁ思いまして……

「アリスの娘」は
ニコニコ自作ゲームフェス2016に出展するので
もしこのド短編ゲームを完成させられたら
第11回ふりーむゲームコンテストに
出展したいなぁ、と思っていたり………

あくまで考えているだけで
未定なのですが、もし作ったら、
その時はよろしくお願いします。


という、独り言でした!


ジグル